テレキャスターおすすめ!ホワイトブロンド【Fender Japan Exclusive】
皆さんがギターを選ぶとき何を重視しますでしょうか。音の好み、弾きやすさ、価格など様々だと思います。
そして外観、つまり見た目も大事ですよね。モノによりますがけして安価なものではないギター。せっかく買うなら、お気に入りの一本をずっと使っていきたいですよね。
今回は、実際に使用しているホワイトブロンドのギターの紹介と、初めての一本におすすめなFenderのエレキギターについても紹介します。
そして、用語がわからないかたのためプチ解説付きで載せていきたいと思います。
バンドを始めたいけどギター選びに困っているかた。そして、まだお気に入りの一本にめぐりあえていない方などの参考になれば幸いです。
Fender-ホワイトブロンドのテレキャスター
今回ご紹介するエレキギターがこちら。
正式名称は“Fender Japan Exclusive Classic 70s Tele Ash US Blonde/Rosewood”。個体名はクラシック以降になります。
旧型番はFender Japan TL71/ASH。この基本仕様を受け継いだモデルとのことです。
細かく撮影してみました!
ギャラリー
まずは、ボディ。木材はアッシュ(空洞がない、この木目が特徴)が使用されています。これにより、音にメリハリが増し、歪みとの相性がよいと思います。
ホワイトブロンドカラーと木目が、ながめていてとても癒されます。これが購入の決め手だったりします。
ヘッド。テレキャスターのヘッドといえばこれですね。ストラトキャスターのに比べシャープな印象。ロゴもモダンでかっこいいですね。
ネックと指版。メイプル材のネックに、ローズウッドの指版。両方メイプルのタイプも販売されていました。
フロントピックアップ(ピックアップとはマイクのようなもの。弦の音を拾い、アンプへ伝えます。)
王道のテレキャスターと言われるものによく見かけますね。ストラトキャスターとは異なる見た目のシングルコイルのピックアップ。
(レスポールによく使われている板のようなものや、シングルコイルが二つ重ねてついているものはハムバッカーといわれるピックアップですね。)
リアピックアップとブリッジ。リアピックアップを使用した歪みは現代ロックでは多用されていて、気持ちいい!ロック!な音が出ますよね。
トンカチのようなものが三つ並んでいると思いますがこちらがテレキャスター独特の3連ブリッジ(弦を張る、止める役割)ですね。
ストラトキャスターによく使われいる6連ブリッジが使用されているテレキャスターもあります。6連のほうがチューニングのずれ(音ずれ)がおきにくいといわれていますが、
3連でないとテレキャスターの個性(見た目や、音の)が失われてしまうという意見もあります。好みでよいと思います。
ピックアップセレクターとボリユームノブとトーンノブ。
セレクターは3段階。上がフロント、下がリア、中間が両方のピックアップから音を拾います。上のノブがボリューム、下のノブがトーンを調節します。
ノブは絞れば絞るほど高音域がカットされていきます。使い方によりますが、両方全開にしておいて、アンプで音を調節する形でよいと思います。
ロゴプレート。ネックとボディが4点止めされていますね。
そして、バックはこんな感じ。木目が…最高です。
まわしてみました。
キリっ!
Fender Japan Exclusiveとは
以前はFender Japan(フェンダージャパン)という名前で販売されていた日本製のフェンダーギターは、2015年4月に終了。
すぐに新しく、今度は正式なフェンダー本社のシリーズとして、Fender Japan Exclusive(フェンダー ジャパン エクスクルーシブ)として生まれ変わりました。
アメリカやメキシコシリーズに比べ安価で、作りが丁寧という評価が多いみたいで、個体差が少ないことで知られています。
それゆえに、面白みに欠けるという意見もあります。フェンダーのランクとしてはこのような印象が多いです。↓
(アメリカン>メキシコ>ジャパン>スクワイア)
また、これらのブランドがテレキャスターやストラトキャスターを名乗って販売ができます。
その他のメーカーは、テレキャスタータイプやストラトキャスタータイプなどと、“タイプ”と付けないと販売できないとのこと。
ネットで買うのはありですか?
日本製のテレキャスターであれば、全然ありかと思います。理由は、“Fender Japan Exclusive”などの日本製ギターにみられる特徴として…
・個体差が少ない
という意見が非常に多いということ。極端にいえば、どれを買っても性能にかたよりがないということです。あえて、デメリットをあげるとするなら“個性”がないということですかね。
とはいえ、ネックの接続部やピックアップ部分をみても隙間がなく、丁寧につくられていることがわかります。少なからず、壊れにくさにもつながっていると思います。
自分も、何本かネットで購入しています。試奏などはいっさいしていません。個人的には、日本製のもので気に入ったものがあれば、ネットでの購入もokかと思います。
どんな用途で使ってる?
学生の頃、ロキノン系といわれるバンドにはまっていたこともあり、ボーカルの方々はよくテレキャスターを使用されていましたので、ボーカルギターとして使用していました。
言われてみれば、歌いながらかまえやすかったり、リードギターの邪魔をしないような気もしましたが、これも好みでよいと思います。
アンプなどの音の設定である程度はなんとかなると思います。
リードギターでも使えますか?
今のロックシーンではリードギターでテレキャスを使っているバンドは多くいます。PVでは別のギターを使用していてもテレキャスで録音している場合もよくあると思います。
曲にもよりますし、どのギターの音を使いたいかにもよると思いますが、歪みが強い曲にリードギターとしてテレキャスを使うと、
どうしても希望の歪みがだせなかったり、ハウリングに悩ませられるときがあると思います。
「どうしてもテレキャスターの見た目が好きでリードで使いたい!」
という方は、テレキャスターにハムバッカーのピックアップが搭載されているものを選んでみるのもよいと思います。
テレキャスのアンプ設定
ボーカルがリズムギターとして使用するときは、ミッドをベースやトレブルよりも弱め(5よりも少なめ)に設定しています。
リードギターの邪魔をしないさりげなさが演出できるのではないかと思います。
リードギターとして使用するときは、ミッド強めで、トレブルを強くしすぎないようにしています。ミッドを強めに設定することでバンドの中で埋もれない太い音を出せるようにします。
曲によりますが、キンキンしすぎないためにトレブルは弱めにしています。
最初は、このようなセッティングでスタートし、バンドや曲によって微調整をしてみるとよいのではないでしょうか。
お気に入りの一本をみつけましょう
いかがでしたでしょうか。テレキャスターが気になっているかた、まだお気に入りの一本に出会えていない方の少しでも参考になっていたなら幸いです。
でも、大事なのはやっぱりあなたの好みだと思います。自分のバンドでこの音が使いたい!と思えるギターを使ったほうが楽しいです。
あと、見た目も大事ですよね。個人的に、ホワイトカラーはとても好みです。初めの一本を何にしようか迷っている場合は、Fenderシリーズの検討をおすすめします。
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