独学!?音域が広まるテクニック
カラオケにハマった高校生時代。
オク下(オクターブ下)で歌っていたことに気づかず、
高得点を取っていい気になっていました。
声変わりしてからというもの、
悲しいくらい低い声になってしまった自分でも、
高音域を歌えるようになった方法、
具体的になにを練習してきたのか、
プロも当たり前のように使っているテクニックについて記事にいたしました。
これらをマスターすればあなたの音域は広がり、あこがれのアーティストと同じキーで歌うことができるはずです。
ご参考になりましたら幸いです。
ミックスボイス
簡単にご紹介すると、“地声”と“裏声”をまぜて発する声をミックスボイスといいます。
ミックスボイスを使えば、今まで地声で出していた高音の限界をこえた声を出すことができます。格段に“音域”を広げることができます。
ミックスボイスどうやって覚えた?
私は完全に独学で練習しておりました。
専門用語をきいて勉強するより実際にやった方が早く身につくのではと思うので、具体的な方法をご紹介させていただきます。
まず「アー」と裏声をだします。
その裏声をだしながら地声で、「あー」と発してみてください。(徐々に裏声から地声にしていく感じで)
すると中間でキープすることができず(少しきついと感じたはず)、普通に地声になってしまったと思います。
しかし一瞬ではありますがミックスボイスがでていたと思います。
この中間(ミックスした瞬間)でキープする方法は、“声量”を多くすることです。
おなかに力をいれて、無理やり“大声”をだし中間でキープしてみてください。
はじめは声量をこれでもかというくらい増やして、無理やりにでもミックスされている感覚をつかんだほうがよいと思います。
(少しキツすぎる、のどに異常を感じた場合は、ただちに練習を中止してください。)
ミックスボイスのコツ
よくミックスボイスの練習を教えてもらうとき、“声帯を閉じる”という言葉をきくと思います。
閉じたら声でなくね!?
どゆこと??
と思う方もいらっしゃるかと思います。
実は普通に会話している時も、声帯を閉じて言葉を発しているのです。(完全に閉じてるわけではないのですが、考えないほうがいいです。閉じていると思っていただいて)
逆に、深呼吸のとき「は〜」と息をはきますよね。この時は息をはいてるだけで、言葉を発していませんので、声帯は開いている状態です。
つまり、
ミックスボイスがうまくできないのは、
声帯が閉じられない→閉じ方がわからない→ミックスしている瞬間でキープができない。
となっているということ。
声帯を思い通りにあやつるには
野球選手の巧みなバットコントロール。
サッカー選手のミラクルな足さばき。
スポーツ選手が体を思い通りに動かせるのは鍛えているからです。
歌も同じで、
喉を思い通りにコントロールすることができれば、歌はうまくなります。
つまり、
声帯をコントロールする方法は、のどを“鍛える”ことです。
そんなこと言われても、、
ダンベルでも使うんですか!?と思ったのは自分だけですかね。
安心してください。
もちろんダンベルなんて使いません。なにも使わなくても、声帯を日常のなにげない時間で鍛えられます。
それは、
「あ゛〜」という、まぁ、某人気ホラー映画のヒロインが発する独特なゾンビ声というやつですかね。表現が難しい。(-_-;)
一日二日で鍛えられるわけではないのですが、これはほんとうに効果的です。
自分も最初はだまされたと思ってはじめました。別に口を開かなくてもいいんです。
人前で「あ゛〜」は恥ずかしいですからね。
口を閉じて「ん゛〜」でok!
(少しキツすぎる、のどに異常を感じた場合は、ただちに練習を中止してください。)
腹式呼吸したらなぜうまくなる??
次にご紹介するのがよく聞く“腹式呼吸”についてです。こちらは文字通り“おなか”で呼吸をすることです。
プロはみんな腹式呼吸を使って歌っています。なぜ歌がうまくなると言われているのでしょうか。
腹式呼吸を使って歌うことで、のどに対する負担がぐーんと少なくなります。ライブで声を枯らさず何曲も歌い続けることができるわけですね。
もう一つは、“声量”がアップします。歌がうまくなるにはこの声量はものすごく重要です。
近日中、別記事で解説させていただきますので、気になる方は参考までに。<(_ _)>
腹式呼吸のコツ
簡単にではありますが、コツをご紹介いたします。
おなかに手をあて、鼻から空気を吸い込みます。
そして、
おなかに空気が入っていくことをイメージします。
無理やりにでもおなかを膨らませてみてください。というか、おなかを正面に突き出すイメージでやってみてください。
そのとき、
最初はおなかに空気が入っていかなくてもいいので、とにかくおなかを突き出すイメージでいきましょう。
赤ちゃんの頃は、だれしも腹式呼吸をしていました。必ずできるようになるはずです!
最後に〜あこがれのアーティストをみつけよう〜
うまくなりたいということは何かしらの目標があるとおもうのですが、
例えば、
友人とのカラオケで高得点をとりたい、
音痴をなおしたい、
プロになりたい、などなど
私は、自分の好きなアーティストのような声をどうしても出したいという目標がありました。
カラオケであこがれのアーティストの声量、くせ、aメロはやさしい声、サビは突き刺さるようなかん高い声など、とにかくよく聴いてまねしていました。
歌を練習する上で、歌のうまい人をまねる、参考にするのはとても重要なことだと思います。
本気で好きな、あこがれのアーティストがいるかたはぜひ参考にしてみてください。
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